Perlは構文がC言語、Java、PHP、JavaScriptに似ていて親しみやすいスクリプト言語




  1. Perl




  2. 読み物


 Perlの文法構造は独特なものではなくて、多く利用されている言語であるC言語JavaPHPJavaScriptに似ていて親しみやすいものになっています。何かを美しい、素晴らしいというのが好きな人もいますけれど、似ているほうが使いやすいという人もいますね。

if文

 おなじみのif文。ブロックで区切られているので、周囲の行と区別しやすい感覚がありますね。

# Perl, C, Java, PHP, JavaScript
if (条件) {

}

while文

 while文はどうでしょうか。これもifと同じでブロックで区切られます。

# Perl, C, Java, PHP, JavaScript
while (条件) {

}

for文

 for文も同じでブロックで囲まれます。

# Perl, C, Java, PHP, JavaScript
for (初期値;条件;次の値) {

}

文末にはセミコロン

 Perlではひとつの実行文はセミコロンで区切られます。「区切り」という感じがしますね。

# Perl, C, Java, PHP, JavaScript
実行文;

変数宣言

 Perlでは変数を使うときは変数宣言を行いましょう。変数宣言があると、どこから変数が始まったのかが、視覚的にわかりやすいですね。

# Perl
my $num = 1;

# C, Java
int num = 1;

# JavaScript
var num = 1

# PHP (ない)
$num = 1

print

 変数の出力はPerlではprint関数です。

# Perl, PHP
print $num;

# C
printf("%s", str);

# Java
System.out.print(num);

# JavaScript (ブラウザ言語のためなし)

 Perlは他の言語に慣れ親しんだ人なら、構文が似ているので、読みやすい感じを受けると思います。