クラスの作成 - package




  1. Perl




  2. オブジェクト指向




  3. 構文



  4. package

 クラスを作成方法を解説します。

1. クラスを作成するにはパッケージ宣言を行う。

 Perlではクラスを作る特別な構文はありません。パッケージ宣言をすることでクラスを作成します。

package Book;

 これで、Bookクラスが出来上がります。

2. クラスの雛形 コンストラクタとアクセッサ

 もの型クラスの場合の雛形はこんな感じです。オブジェクトを作成するためのコンストラクとオブジェクトのフィールドにアクセスするためのアクセッサから構成されます。

package Book;

sub new { # コンストラクタの実装 }

sub title { # アクセッサの実装 }
sub author { # アクセッサの実装 }

 ひと型クラスの場合はこんな感じです。

package FileParser;

sub new { # コンストラクタの実装 }

sub encoding { # アクセッサの実装 }
sub err_raise { # アクセッサの実装 }

sub parse {
  # ファイルを解析するメソッドの実装
}

 この形からクラスはスタートします。では、次回はコンストラクタの実装を解説します。