metaCPAN APIを利用してモジュールの情報を取得する




  1. Perl




  2. CPAN


 モジュール名とバージョンを指定して、ファイルを自動的に取得するということは、今までのCPANだととても困難だったですが、metaCPANの登場によってこの状況は変わりそうです。変わりそうというのは、まだmetaCPANのAPIがベータバージョンだからですね。

 それでも、metaCPANのAPIは今でも便利です。APIはバージョンごとに管理されるようなので、後方互換性も保たれるような予感です。

情報の取得

 以下のようにして情報を取得できます。

 実際にアクセスしてみると、JSON形式で情報が返されます。download_urlを見てみると、実際にファイルのある場所のURLがわかります。

少しだけ解説

 これはWebAPIでJSON形式のデータです。qで検索条件を設定できます。nameがDBIx-Custom-0.2107のものを検索しています。fieldsで、取得したいデータの項目を指定することができます。これはカンマ区切りで指定することができるようです。

 またすばらしいことにmetaCPANという名前だけあって、CPANとBackPANにある両方の情報を統一的に扱うことができます。つまり、たとえCPANからディストリビューションが削除されたとしても、metaCPANを使えば、その情報にアクセスすることができます。

 metaCPANでCPANがさらに便利になる。最近ますます便利になってきているPerlですね。